
栄養士
Nutritionist病院や介護・福祉施設、保育園にて、調理から献立作成までの幅広い業務を担う栄養士のお仕事です。食事をとる方の目線に立って、おいしく・安全に食べていただく工夫をこらしています。そんな栄養士のお仕事内容や1日の過ごし方、お仕事の特徴をご紹介します。


お仕事内容
JOB DESCRIPTION当社が受託する病院や介護・福祉施設、保育園といった事業所にて、調理業務、仕込み業務、盛り付け業務、食材発注業務をお任せします。配属される事業所によっては、このほかに献立作成業務も行います。栄養バランス、味付け、食材の大きさや柔らかさを突き詰めて考えるので、栄養士・管理栄養士としてのスキルを着実に高めていける環境です。




保育園栄養士の1日の流れ
(時短勤務、2事業所担当)
SCHEDULE

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8:30
保育園へ出勤、業務開始
着替えと手洗い・手指消毒を済ませ、業務開始です。
当社独自の「IFSCO HACCP マニュアル」のチェックシートに基づき、冷蔵庫内の温度を確認します。毎日室温や湿度も確認し、日常点検を徹底して衛生維持に努めています。 -
8:45
昼食の調理開始
園児の出席人数に合わせた食数指示表に従い、昼食の調理と盛り付けを行います。食材に触れるときは必ず衛生手袋を着用しています。作業工程が変わるたびに手洗い・手指消毒を行い、手袋を新しいものに交換しています。
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11:00
昼食提供
給食が子どもたちに提供されます。食事中の様子を見られるので、おいしそうに食べてくれているか、食べにくそうなものはないか、食の進みに注目しています。「おいしい?」と声をかけると微笑んでくれる児童もいて、嬉しい反応を直接感じられる瞬間です。
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12:00
先生に昼食提供、片付け、仕込み作業
子どもたちの昼食の下膳が終わったら、今度は先生に昼食を提供します。その後は厨房にて洗浄や掃除を進めつつ、翌日に向けて仕込み作業を行います。
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13:00
休憩
休憩は60分間です。子どもたちに提供したものと同じ昼食をとり、味や食感、食材の大きさを確認します。
休憩後は別の事業所に向かうので、それに備えてしっかり体を休めます。 -
14:00
サポートしている保育園へ移動
徒歩10分程度の場所にある、別の保育園へ向かいます。こちらではサポート業務を担当していて、発注業務や洗浄のフォローを行います。
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15:00
おやつ提供
子どもたちがお昼寝から目覚めたら、おやつを提供します。今日のおやつは手作りのあじさいゼリーでした。大切な栄養摂取の機会として、安全でおいしいものを提供しています。
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16:30
退勤
残っているスタッフに業務を引き継ぎ、作業日報を記入して退勤します。お疲れ様でした。
推しポイント
「ミールラウンド」で利用者様のリアルな感想が聞ける!
事業所によっては、利用者様の食事中の様子を見られる「ミールラウンド」があり、食事の感想を直接知ることができます。実際にお顔を合わせて「おいしい」と言っていただける喜びは、大きなやりがいです。「麺が少しかたい」「味付けが濃い」といったご意見があるときは、スピーディーに次回以降の調理に役立てられます。献立作成業務がある事業所の場合は、献立にも利用者様の生の声を取り入れられます。
頑張りポイント
食事をおいしく安全に味わっていただくために、食べやすさへの配慮が必要。
食材の大きさや柔らかさには特に気をつけなければなりません。利用者様の咀嚼力や嚥下力に合わせた状態でないと、食事そのものが困難になってしまう場合があるからです。食材は食べやすい大きさにカットし、火を入れる時間も状況に応じて変化させる必要があります。常に食事をとる人の目線に立って、安全に食べていただくための意識が大切です。

