スタッフ一丸となって、おいしさと安全を両立させています。
PROFILE
障がい者施設にて給食の調理・提供を担当する。事業所責任者として、スタッフの取りまとめや施設関係者との綿密なコミュニケーションを意識している。入社8年目ごろにさらなるキャリアアップを目指し、国家資格である給食専門調理師資格を取得。家庭では父として保育園に通う子どものお迎えを担当する。
K.T.さん
2013年入社
入社のきっかけ
前職は飲食店で調理担当として勤めていましたが、より良い環境を求めて転職を決意しました。当社を志望したのは、規則的な労働時間と、事業所の自然に囲まれた立地に惹かれたからです。また、障がい者福祉への理解を深めたいと考えたのもきっかけになりました。現在勤務する施設の出勤時間は朝早いですが、その分早く退勤できるため家族との時間を大切にしたい私にぴったりだと感じています。
施設の皆様の健康を、食から支えている自覚と責任感が必要です。
障がい者入所施設にて事業所責任者として勤務し、調理、発注、スタッフ管理を中心に行っています。1日の食数は150食程度で、食事をおいしく楽しんでいただけるように、可能な限りできたての温かい状態で提供できるように心がけています。施設の方針で、食事中の様子を見せていただく「ミールラウンド」はありません。ですがその分、毎日の申し送りや月に一度ある「給食会議」で詳しくフィードバックや改善のご要望をいただいています。施設長様はじめ、担当者の方々から「おいしかったです」と言っていただけるのが大きな支えになっています。当施設は、利用者様が1年を通じて生活を送る入所型の施設です。私たちが提供する1日3回の食事が利用者様の健康を直接支えている自覚を持ち、おいしさと安全を意識して日々業務にあたっています。
「パパ大好き」の言葉が嬉しい。この仕事に就いてから子育てに前向きになれました。
当社に入社して一番よかったと感じるのは、育児に参加できる機会が増えたことです。前職時代は仕事が中心の生活で、なかなか子どもと過ごす時間がとれず歯がゆい思いをしていました。入社して当事業所に勤務するようになってからは、出勤時間が早い分、退勤時間も早いので保育園に通う子どものお迎えに行けます。保育士さんから、園で子どもが私の話を嬉しそうにしていると聞き、以前と比べて私に対する子どもの反応も良くなったと実感しています。育児や家事を含む、家庭内の役割を家族でいかに分担できるかというのは、仕事を選ぶ上で注目すべきポイントです。私と同じく子育て世代の方、家庭を大切にしたい方には、ぜひおすすめしたい働き方です。
メンバーそれぞれが主体性を持ち、みんなで支え合う職場を目指します。
食を扱う以上、衛生に関する高い意識が求められる中、常に努力を重ねてくれているのがパートスタッフの方々です。入社時に基礎的な衛生研修はありますが、研修以外の内容については、事業所責任者である私の方から都度お伝えしています。納得感を持って知識を習得していただきたいので、業務を通して理解を深めてもらえるような指導を心がけています。その甲斐あって、皆さんが日頃から積極的に衛生について学び、主体的に取り組んでくれるので非常に助かっています。過去に施設内で感染症が流行した際は、調理器具の消毒をはじめとする厨房内の衛生管理を徹底して、みんなで感染拡大防止に努めました。大変でしたが、声をかけて励まし合ったのはいい思い出です。今後もスタッフ同士で協力して、働く充実感を分かち合える職場作りを目指していきます。